フォーキャスティングに続き、今回は予算管理の必要性について書きたいと思います。
私たち税理士の多くは中小企業のお客様を対象とし、会計上の数値結果に基づいて申告業務を請け負っていることがほとんどです。
ということは言い換えると、予測は一切加味しない、結果数値のみしか把握することが出来ないケースがほとんどだと思います。
よく融資を受ける際に経営計画表を金融機関や公庫から求められることはご存知かと思いますが、融資を受ける・受けないに関わらず、もっとプロアクティブに利用すべきだと私は考えています。
自社の売上の構成要素、必要投資、維持管理費。全てにおいて事前に予算付けを行い、その上で実績数値と照らし合わせを行う。
難しいような話に聞こえますが、みなさんご自身のお小遣いは次の給料日までいくら残っているか、だいたい把握していらっしゃいますよね?
会社も同じことです。次の給料日(売上債権の回収予定)までにいくらお金を使うか(必要投資、維持管理費)を考えながら使う。何も難しい話ではありません。
しかしどうしても自分一人だと甘くなってしまい、当初の計画通りにはいかない。。。。
こんな時こそ外部の人間を有効的に使ってみませんか?客観的視点から何が甘いのかを指摘してもらい、コミットした目標が達成できているのかどうか、しっかり見直してみましょう。感覚の経営から、より数字に強い経営体質を目指しましょう!
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LTN4-17-8 (火曜日, 11 8月 2015 16:08)
客観的に しっかりと振り返ることの大切さに気が付きました。
ありがとうございました。
引き続き 勉強させていただきたいと思っております。
よろしくお願いします。