フォーキャスティング

御社ではフォーキャスティングは行っておりますか?

 

資金繰りに苦しむ、いわゆるキャッシュマネジメントが出来ていない方や想定していたビジネスモデルが実行できていない方がいらっしゃいます。なぜでしょうか。答えは簡単です。フォーキャスティング(見込)の甘さが全ての根源です。

 

どんな業界・業種であれ、すべてに共通するもの、それこそ経営管理。起業時には夢と希望であふれていた自分なりのビジネスモデルが間違っていたのか、、、なんて落胆されていらっしゃる方もたくさんいると思います。

 

はっきり言います。それは違います。

具体的な対策を何もしなかったからこその結果なのです。

売上が順調な会社の社長は、自分の会社の決算を頭の中で常にクリエーションしています。

 

では何をしなければいけないのでしょう。

具体的にビジネスモデルを上手く活用できている方は、どんな対策をしているのでしょう。

 

一般的な方法論は以下の通りです。

 

1. 年間のビジネスモデルを作成

2. 今年度、翌年度のストラテジー(戦略)を作成。マイルストーンの作成。

3. ストラテジー達成のための具体的タクティクス(戦術)を作成

4. 上記に準拠し、ボトムアップ方式による予算の検討、策定

5. 予算と実績対比によるフォーキャスティング

 

もう少し噛み砕いて説明しますと、

 

1. 何をビジネスにしていくのか。軸を決める。

2. そのビジネスには何が必要で、どんな独自戦略が必要か。

  - その戦略はいつ、どのタイミングで、誰に対して行うのかを考える。

3. その戦略のためには具体的にどんな行動が必要かを考える。

4. 戦略、行動を数値化して予測を行う。

5. 予測と実績の差をどのように埋め込むかを月単位で行う。

 

いかがでしょうか。

どんなに素晴らしいビジネスモデルを構築したとしても、多くの経営者の方は#4 #5が出来ておりません。

 

決算期になって税理士から報告を受け、「来年は頑張らなきゃなー。」と一時的に感じるだけの経営になっていないでしょうか?

 

ぜひ資金繰りの毎日、赤字続きの経営から脱出しましょう。

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コメント: 1
  • #1

    佐藤 (木曜日, 23 7月 2015 21:20)

    もうすぐ新しいビジネスを始めるものです。
    勉強になりました!
    また訪問します。